結論:ChatGPTは見込み客リサーチから商談準備、提案資料、メール、商談の振り返りまで、営業の業務フローのほぼ全工程に組み込めます。成果を分けるのは、どのデータをどの形式でChatGPTに渡すか、そして出てきた成果物を自分の狙いに合わせてどう磨くかです。
ChatGPTを営業で使うプロンプト集はいくつも出回っています。ただ、例文を眺めても「自社の営業のどこに、どう組み込めばいいのか」までは見えてこない、という声をよく聞きます。コピーして1回試して終わり、結局これまでどおりの進め方に戻ってしまう、という方も多いはずです。
本当に効くかどうかは、プロンプトのテクニックよりも、ChatGPTに何を渡すかで決まります。同じ「提案書を作って」という指示でも、自社の標準提案と当該商談の論点を渡すかどうかで、出てくる中身はまるで違います。
営業組織のAI活用支援・生成AI研修を行っている当社、株式会社AnataAIが、ChatGPTを営業の各工程にどう組み込むかを整理しました。

営業のための生成AI 業務別プロンプト集
商談前の下調べ・提案・メール・振り返りなどでそのまま使える指示文を9テーマ。
コピーして〔 〕を変えるだけ。
会社名とメールアドレスだけ1分で完了
ChatGPTを営業で使うとは?
結論:ChatGPTは営業の業務フローの広い範囲で使えますが、自社の顧客や商談のことは渡して初めて使えます。対話・ファイル添付・データ分析という3つの渡し方があり、SFAやCRMに溜まった顧客・商談データもエクスポートやコピペで入力素材にできます。まずはこの渡し方の基本を押さえると、各工程の使い方が頭に入りやすくなります。
ChatGPTが営業の業務フローでできること
ChatGPTが営業のどの工程に組み込めるかを、まず一覧で並べます。中身はこのあとの各章で扱うので、ここでは工程名だけ押さえてください。
- 見込み客リサーチ(企業の公開情報を読み解いて論点を整理する)
- 商談準備(想定問答の作成、トークの練習)
- 提案・資料作成(提案骨子のたたき台づくり、表現の調整)
- 営業メール・フォロー(初回アプローチ、お礼、追客の文面づくり)
- 商談記録・振り返り(メモの議事録化、ネクストアクションの整理)
接点を持つ前の準備から、商談後の振り返りまでが対象です。生成AI全般(ChatGPT・Gemini・Claude)での効率化のROIや、どの活動にどの生成AIが向くかを知りたい場合は、営業を生成AIで効率化する方法の記事で解説しています。この記事はChatGPT単体の操作手順に絞って扱います。
ChatGPTに営業データを渡す基本(対話・ファイル添付・データ分析)
ChatGPTへのデータの渡し方は、大きく3つあります。それぞれ向いている場面が違います。
- 対話で渡す:商談の状況や相手の情報を、チャットに文章で打ち込む、あるいは貼り付けます。短いメモや箇条書きで構いません。一番手軽な渡し方です。
- ファイル添付で渡す:自社の提案資料や議事録、顧客リストなどのファイルをそのまま添付します。PDFやExcel、Word、画像に対応しており、1回のメッセージで複数のファイルを渡せます。長い資料を要約させたいときに向いています。
- データ分析で扱う:CSVやExcelの表を渡して、集計や並べ替え、傾向の抽出をさせます。営業リストの優先順位づけや、案件データの整理に使えます。
どの渡し方でも共通して大事なのは、ChatGPTは渡したものしか知らないという点です。自社の商品も、目の前の顧客のことも、渡さなければ一般論で返ってきます。逆にいえば、適切な材料を渡せば、出力の精度はそのぶん上がります。
SFA・CRMの顧客・商談データをChatGPTの入力素材にする
SalesforceやkintoneなどのSFA・CRMに顧客情報や商談履歴を溜めているなら、それもChatGPTの材料になります。といっても、システム同士をつなぐ設定を組む必要はありません。該当する顧客や案件のデータを画面からコピーして貼り付けるか、CSVでエクスポートしてファイル添付するだけです。
ここでも前提は同じで、ChatGPTは社内のデータを自動では知りません。SFAに記録があっても、渡さなければ参照できません。逆にいえば、過去の商談履歴や顧客の属性を渡すことで、その顧客に即した想定問答や提案のたたき台が出せるようになります。顧客情報を入力するときのデータの扱いについては、このあとの注意点の章でまとめて触れます。
ChatGPTで見込み客リサーチを効率化する使い方
結論:見込み客リサーチは、1回の出力で終わらせず、観点を足して対話を往復させることで使えるものになります。1発で完成させようとせず、出てきた要約に足りない観点を指定して出し直すほど、自社の営業に効く形に近づきます。
ChatGPTに渡すデータとリサーチ要約の磨き方
見込み客のリサーチは、これまで企業サイトやIR資料、ニュース、SNSを読み、そこから論点を拾う作業でした。ここをChatGPTに任せます。渡すのは、対象企業の公開情報と、自社が何を売りたいかという狙いです。たとえば相手の事業内容や直近のプレスリリースを貼り付け、「当社は営業向けのツールを扱っています。この会社に提案するとしたら、どんな課題が想定されるか整理して」と指示します。
ここで肝心なのが、出てきた要約をそのまま信じないことです。1回目の出力は、一般論や当たり障りのない仮説になりがちです。そこで「業界特有の事情も踏まえて」「3つに絞って、優先度の高い順に」と観点を足して出し直させます。この往復で、リサーチは自社の狙いに照らした使えるものに近づきます。古い情報や事実でない内容が混じることもあるので、提案に使う数値や固有名詞は元の公開情報で確認してください。
リサーチで見えた課題は、そのまま初回アプローチの切り口になります。「この会社にはこの仮説が刺さりそうだ」というところまで整理できれば、後のメール作成の章で、その仮説を文面に落とし込めます。
各工程でそのままコピペして使えるプロンプトは、営業のChatGPTプロンプト例文集にまとめています。
営業リスト作成・優先順位づけでのChatGPTの使い方
個社のリサーチだけでなく、営業リスト全体の整理にも使えます。顧客リストをCSVで渡し、データ分析で並べ替えさせる方法です。「業種と従業員規模をもとに、当社の商材と相性が良さそうな順に並べて、その理由も添えて」と指示すれば、優先順位の素案が出ます。
下書きに使える指示文の例を載せます。リサーチ対象の公開情報と一緒に渡してください。
「以下は提案先候補の企業情報です。当社は〔自社の商材を一言で〕を扱っています。この企業に営業するとして、想定される課題と、刺さりそうな提案の切り口を、優先度の高い順に3つ挙げてください。公開情報から読み取れないことは推測で断定せず、確認が必要な点として分けて書いてください。」
ChatGPTで商談準備をする使い方
結論:過去の商談メモや顧客情報をChatGPTに渡すと、想定問答や刺さる論点を構造化してくれます。出てきた問答を相手の懸念が強い順に並べ替えて磨けば、場当たり的だった準備が組み立ったものになります。トークの練習相手としても使えます。
ChatGPTで商談準備|過去商談メモ・顧客情報を渡して想定問答を作る
ここでは商談準備のChatGPT操作手順を扱います。受注率という成果指標そのものを分析して改善したい場合は、営業の受注率を上げる方法の記事をご覧ください。商談準備で多いのは、その場の流れで臨んでしまうことです。準備をしようにも、何を想定すればいいかの整理に時間がかかります。ここでChatGPTに、過去の同種の商談メモや、対象顧客の情報を渡します。そのうえで「この相手から出そうな質問と懸念を、想定問答の形で洗い出して」と指示すると、抜けていた論点も含めて並びます。
出てきた問答は、そのままでは順番がばらばらです。そこで「相手が一番気にしそうな懸念から順に並べ替えて」と指示し直します。商談の限られた時間で、優先度の高い論点から押さえられる構成に整うわけです。過去に似た商談で詰まった点があれば、それも渡しておくと、同じところでつまずかない準備になります。
ChatGPTを使った営業ロープレ(トーク練習)の使い方
準備した内容は、声に出して練習しておくと本番で安定します。ChatGPTに顧客役を演じさせる方法です。「あなたは〔相手の役職・状況〕の顧客です。私が営業役として提案するので、厳しめに質問や反論をしてください」と設定し、対話形式でやり取りします。
ひととおり終わったら、「今のやり取りで、私の受け答えの弱かった点と、改善案を教えて」と振り返らせます。1人では気づきにくい受け答えの穴が見えます。次の指示文を起点に、相手の設定だけ変えて繰り返し練習できます。
「あなたは〔業種・役職・抱えていそうな課題〕の顧客役です。私はこれから〔商材〕を提案します。導入に慎重な立場で、価格や効果について具体的な質問や反論をしてください。1回のやり取りは1〜2問に絞り、私の回答を受けてから次の質問に進んでください。」
ChatGPTで提案・資料作成をする使い方
結論:自社の標準提案と当該商談の論点をChatGPTに渡すと、提案骨子のたたき台が作れます。ゼロから起こすのではなく、相手の評価軸に合わせて再構成させ、表現を整えるところを任せます。中身の判断と仕上げは人がやり、組み立ての手間を減らすのが使いどころです。
ChatGPTで自社資料・商談メモを渡して提案骨子を作る
ここでは提案資料づくりのChatGPT操作手順を扱います。提案の手前にある受注率そのものを指標から改善したい場合は、営業の受注率を上げる方法の記事で勝ちパターンの分析を解説しています。提案書をゼロから書き起こすのは骨が折れます。ここでChatGPTには、自社の標準的な提案資料と、その商談で出た論点やメモを渡します。「この標準提案をベースに、今回の相手の課題に合わせた提案骨子を、見出し構成で作って」と指示すると、たたき台が出ます。
ファイル添付で自社資料を渡せば、自社の言い回しや構成のクセも踏まえた骨子になります。出てきた骨子は組み立ての出発点です。実際にどの順で見せるか、どこを厚くするかは、相手を知っている営業が判断します。
提案の表現・たたき台をChatGPTで磨く
骨子ができたら、表現を整える段階でも使えます。「この提案を、コスト重視の決裁者向けの言い回しに直して」「専門用語を減らして、現場の担当者にも伝わる表現にして」のように、相手の評価軸に合わせて再構成させます。同じ中身でも、誰に向けて書くかで響き方は変わります。
ここで気をつけたいのは、出てきた表現を読み返すことです。もっともらしいが自社では言えない表現や、事実と違う効果が混じることがあります。最後に営業本人が目を通し、自社が約束できる範囲に収めてから提出してください。
ChatGPTで営業メール・フォローを作る使い方
結論:初回アプローチ、お礼、追客のメールは、商談内容や相手の懸念を渡してChatGPTに下書きさせられます。リサーチで作った刺さる仮説を初回アプローチの文面に落とせば、リサーチからの接触が自然につながります。出てきた文面は相手の懸念に合わせて調整して送ります。
初回アプローチ・お礼・追客メールをChatGPTで作る
営業メールは、毎回ゼロから文面を考えると時間がかかります。ここでChatGPTに、相手の情報と目的を渡して下書きさせます。初回アプローチなら、リサーチの章で整理した刺さりそうな仮説を渡すのが効きます。「この会社にはこの課題が想定される」という仮説を文面の切り口にすれば、ありがちな定型文ではなく、相手に向けた一通になります。リサーチで作った仮説が、ここで接触の言葉に変わります。
お礼や追客のメールも同じです。商談で話した内容を渡し、「商談のお礼と、次回打ち合わせの打診を含めたメールを作って」と指示すれば、その商談を踏まえた文面が出ます。下書きに使える指示文の例です。
「以下は商談で話した内容のメモです。これをもとに、お礼と次のステップの提案を含むフォローメールの下書きを作ってください。相手は〔役職・関心事〕です。固すぎず丁寧なトーンで、本文は短めにまとめてください。」
相手の懸念に合わせてChatGPTでメールを調整する
下書きが出たら、相手の状況に合わせて微調整します。「価格に慎重な相手なので、費用対効果が伝わる一文を足して」「返信が途絶えている相手なので、押しつけがましくならない追客にして」のように、懸念に応じて直させます。1通の文面を何パターンか出させて、自分の感覚に近いものを選んで仕上げる使い方もできます。
メールの先にある受注率そのものを上げたい場合は、営業の受注率を上げる方法の記事で、勝ちパターンの分析や指標の設計を解説しています。
ChatGPTで商談記録・振り返りをする使い方
結論:商談直後の数分で、記録から振り返り、ネクストアクションまでをChatGPTで片づけられます。その場で済ませる流れを作れば、後回しと記録の属人化を防げます。ここで整えた記録を日報・週報へ転用する手順は、AIで営業日報を作る方法の記事で扱います。
商談メモ・文字起こしテキストをChatGPTで議事録に整える
商談の記録は、後回しになったり人によって書き方がばらばらになったりしがちです。ここで、商談中に取った手書きや箇条書きのメモをChatGPTに渡し、「これを議事録の形に整えて。決まったことと、次にやることを分けて」と指示します。断片的なメモでも、議事録の体裁にまとまります。
商談を録音していて、別のツールで書き起こしたテキストがあるなら、それを渡しても同じように整えられます。ChatGPTのスマホアプリの音声入力は話した内容をテキストにしますが、これは商談に同席して自動で記録する機能ではありません。録音した商談を自動で文字起こしして記録する仕組みを知りたい場合は、AIで商談を記録する方法の記事で解説しています。
ネクストアクション・案件状況をChatGPTで言語化する
議事録に整えるのと同じ材料で、ネクストアクションと案件の状況も出させます。「このメモから、次にやるべきことを期日付きで挙げて。この案件が今どの段階かも一言で」と指示すれば、振り返りの要点が言語化されます。商談直後に数分で済むので、記憶が新しいうちに記録が残ります。
こうして整えた記録は、日報や週報の材料にもなります。手元のメモから報告までを通してAIで進めたい場合は、報告フォーマットの設計まで含めて、AIで営業日報を作る方法の記事で詳しく扱っています。
ChatGPTを営業で使うときの注意点と組織への定着
結論:顧客情報を入力するときは、使うプランのデータの扱いを確認しておきます。データ学習の既定はプランで異なります。組織で定着させるには、よく使うプロンプトを自社用のGPTsにしてチームで共有するのが近道です。GPTsの作成・共有には有料プランが必要です。
ChatGPTに顧客情報・機密を入力するときに気をつけること
営業で使う以上、顧客情報や商談内容をChatGPTに入力する場面は出てきます。ここで知っておきたいのが、入力データがAIの学習に使われるかどうかは、プランによって既定が違うという点です。無料版とChatGPT Plusは、既定では入力が学習に使われる設定で、設定画面のデータコントロールからオプトアウト(学習に使わせない)を自分で設定できます。一方、ChatGPT Business(2025年8月にTeamから改称)やEnterprise、APIは、既定で入力が学習に使われません。法人で本格的に使うなら、Business以上が安心です。
過度に身構える必要はありませんが、自社が使うプランのデータの扱いは、ChatGPTの公式ドキュメントで一度確認しておいてください。自社に合うプランの選び方は、ChatGPT法人プラン比較が参考になります。そのうえで、実在する顧客の個人情報や外に出せない機密をそのまま入れるのは避け、社名を伏せたり数値を概数にしたりすれば、用途は保ちつつリスクを下げられます。無料版や私物アカウントで業務データを扱うリスクは、無料版AIのデータリスクを解説した記事で詳しく整理しています。
営業組織でChatGPTを定着させる進め方
個人で使えるようになったら、次は組織で型化する段階です。ここで効くのがGPTsです。これは、よく使うプロンプトや前提をあらかじめ組み込んだ、自社用のChatGPTを作れる機能です。営業の定型メール用、想定問答づくり用といったGPTsを作っておけば、毎回プロンプトを打ち直さずに、チームの誰が使っても同じ品質の出力が得られます。
注意点として、GPTsの作成とチームへの共有には、有料プランへの加入が必要です(Go・Plus・Business・Enterprise)。無料版でできるのは、すでに作られたGPTsを使うことまでです。型化を進めるなら、有料プランの導入とセットで考えてください。個人の試用からチームの型化へ進めると、ChatGPTの活用が一部の人だけのものにならず、組織の標準になっていきます。
まとめ:ChatGPTを営業フローに組み込む
ChatGPTは、営業の業務フローのほぼ全工程に組み込めます。まずは自社の1工程から、手元のデータをChatGPTに渡して試してみるのが近道です。
- 見込み客リサーチ:企業の公開情報と自社の狙いを渡し、論点を出して観点を足して磨く
- 商談準備:過去メモと顧客情報を渡して想定問答を作り、懸念の強い順に並べ替える
- 提案・資料:自社の標準提案と商談の論点を渡し、相手の評価軸に合わせて再構成する
- メール・フォロー:商談内容と相手の懸念を渡して下書きし、状況に合わせて調整する
- 商談記録・振り返り:メモや書き起こしテキストを渡して議事録とネクストアクションに整える
- 定着:よく使うプロンプトをGPTsにしてチームで共有する(作成・共有は有料プラン(Go以上))
当社、株式会社AnataAIは、生成AI活用・浸透を目的とした「生成AI研修」を提供しています。ChatGPTを個人で試すところまでは今日から始められますが、それを営業組織全体に定着させる段階は、自社のリソースだけだと止まりやすいところです。研修では、自社の営業フローのどの工程から着手し、よく使うプロンプトをGPTsとしてチームに展開するところまで伴走します。まずは無料相談で、自社のどの工程から始めるかを一緒に決める場としてご利用ください。
ChatGPTの営業での使い方 よくある質問
Q1. ChatGPTは営業のどの業務に使えますか?
A. 営業フローのほぼ全工程で使えます。見込み客リサーチ、商談準備や想定問答づくり、提案骨子のたたき台、営業メールの下書き、商談メモの議事録化とネクストアクションの整理まで、接点を持つ前から商談後の振り返りまでが対象です。各工程の詳しい使い方は本文をご覧ください。
Q2. ChatGPTを営業で使うとき、どんなデータをどう渡せばよいですか?
A. 対話・ファイル添付・データ分析の3つの渡し方があります。短いメモや状況は対話で打ち込み、提案資料や議事録などの長い文書はファイル添付、顧客リストや案件データのような表はデータ分析で渡します。SFAやCRMに溜まった顧客・商談データも、画面からコピーするかCSVでエクスポートして添付すれば材料になります。ChatGPTは渡したものしか知らないので、適切な材料を渡すほど出力が良くなります。
Q3. ChatGPTの営業での使い方で、まず何から始めればよいですか?
A. 自社の1工程に絞って試すのがおすすめです。全工程を一度に変えようとせず、たとえばその日の商談メモを渡して議事録にする、フォローメールの下書きを作るなど、効果が分かりやすい1つから始めます。出てきた結果を自分で直す感覚をつかめれば、ほかの工程にも広げやすくなります。
Q4. ChatGPTに顧客情報を入力しても大丈夫ですか?
A. プランのデータの扱いを確認したうえで使えば問題ありません。入力が学習に使われるかどうかは、プランで既定が違います。無料版とPlusは既定で学習に使われ、設定でオプトアウトできます。Business(旧Team)やEnterprise、APIは既定で学習に使われません。実在する個人情報や機密はそのまま入れず、社名を伏せる・数値を概数にするなどの工夫をするとより安全です。詳細なプラン別仕様・設定手順は無料版AIのデータリスクを解説した記事で解説しています。
Q5. ChatGPTは無料版でも営業に使えますか?
A. 対話中心の作業なら無料版でも始められ、チームで共有したくなったら有料版が切り替えどきです。メールの下書きやメモの議事録化、想定問答づくりは無料版でも試せます。有料版に移行する目安は、ファイルのデータ分析を頻繁に使い始めたときや、よく使うプロンプトを自社用GPTsにしてチームで共有したくなったときです。GPTsの作成・共有には有料プラン(Go・Plus以上)が必要なので、この段階で導入を検討してください。なお、ChatGPT・Gemini・Claudeのどれを営業に使うかで迷う場合は、Geminiを営業で使う方法の記事も参考にしてください。
この記事を書いた人

村田 欣祥
株式会社AnataAI 代表取締役社長。2007年より人材ベンチャー、東証上場企業グループ会社の取締役社長を経て、2023年に株式会社ラクスへ入社。「楽楽精算」等の営業戦略に携わる。累計10年以上の営業組織マネジメントと経営経験を活かし、2026年にAnataAIを創業。
「営業職こそAIを武器に」を掲げ、現場目線の生成AI活用による営業DX・業務改善コンサルティングやAI研修を提供している。

営業のための生成AI 業務別プロンプト集
商談前の下調べ・提案・メール・振り返りなどでそのまま使える指示文を9テーマ。
コピーして〔 〕を変えるだけ。
会社名とメールアドレスだけ1分で完了

