生成AIの情報漏洩対策研修
禁止しても使われる。線引きを配れば防げる。
生成AIの情報漏洩対策研修は、社員が生成AIに入れてよい情報の線引きと社内ルール(利用ガイドライン)を、自社の実物で1枚に作る営業向けの生成AI研修です。禁止でも放任でもない運用を設計し、シャドーAI(会社が把握していないAI利用)を減らします。
営業向けAI活用研修のカリキュラム一覧の1講座です。
研修の中身と料金が3分で分かる資料
30分で御社に合う進め方が分かる
この講座の要点
- 対象は、情報漏洩対策の責任者・情報システム・営業管理職
- 商談情報のどこまでをAIに入れてよいかを自社の実物で線引きする
- 禁止でなく公認の環境を整え、シャドーAIを減らす
- 持ち帰り資産:1枚の生成AI利用ガイドライン+判断に迷うときの判定基準
- 料金は全プラン公開。1名2万円から、2〜3名の少人数でスモールスタートできる
2026年秋、企業の情報漏洩の公表が相次いでいます
東京商工リサーチの集計では、上場企業の100万件以上の個人情報漏洩は2026年10月5日時点で10件です。2025年は1年で6件でした。IPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2026」では「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が組織向けの3位に初めて入りました。
デル・テクノロジーズが2026年9月に発表した調査(従業員300人以上の企業の担当者1,227人)では、過去1年に生成AIの利用に関わるセキュリティ事故を経験した企業が78.5%でした。内容は情報漏洩が20.2%で最多です。機密情報の入力も13.4%ありました。
大きな漏洩の多くは不正アクセスが原因で、生成AIとは関係がありません。一方で、社員が会社の許可していない生成AIに業務のデータを入れる事案は実際に起きています。2026年9月には、特定保健指導を受託していた企業の社員が私用の生成AIに約2万人分の個人情報を入力し、委託元が「漏洩の可能性がある」と公表しました。経路の詳しい説明はCopilotで情報漏洩は起きる?学習させない設定より先にやる2つのことにまとめています。
情報漏洩を心配して利用を禁じても、現場は個人のスマートフォンで使います。禁じた側からは何も見えなくなり、かえって危険になります。「気をつけて使って」だけでは、何が危ないのか現場は判断できません。本研修では、使わせない方向でなく、安心して使い倒せる線引きと運用を自社の実務に合わせて設計します。作るのは規程集ではなく、現場が判断できる基準です。
この講座はこんな方に向いています
- ニュースを見て、自社の生成AI利用が心配になった
- AI利用を禁止しているが、現場で使われている実感がある
- ルールを作ったが抽象的で、現場が判断できない
- 顧客情報や見積を入れてよいのか、線引きが曖昧
- 無料版と法人契約、個人アカウントと会社アカウントの違いを社内で説明できない
生成AIの情報漏洩対策が機能しない3つの原因
ルールを作っても現場で守られないのには理由があります。相談を受ける中で多いのは次の3つです。
1. 禁止か放任の二択
全面禁止はシャドーAIを招き、放任は事故を招きます。どちらでもない「条件つきで使える」設計が必要です。
2. 抽象的で判断できない
「機密情報を入れない」だけでは、目の前の議事録が該当するか分かりません。自社の実物を使った具体例まで落とさないと現場は動けません。
3. 決めたきり更新されない
生成AIの仕様も契約形態も変わります。同じアプリでも個人アカウントと会社アカウントで保護の条件が違います。作った時点で正しくても、見直す担当と頻度を決めていなければすぐ形骸化します。
本研修では、これら3つの原因を解消します。現場が迷わず判断でき、更新され続けるルールをつくります。
生成AIの情報漏洩対策で押さえるコツ
要点は、禁止事項を並べることではなく、判断できる基準を渡すことです。研修で扱う考え方のうち3つを紹介します。
- 自社の実物で線引きする:実際の議事録・見積・顧客名を題材に、入れてよい/悪いを具体で判定します。
- 設定と契約形態を押さえる:学習に使われるかどうかは、個人か会社のアカウントか・無料か法人契約かで変わります。事実として表にします。
- 漏洩の経路を2つに分けて備える:社外へ出る経路(管理外のAIへの入力)と社内で広がる経路(共有設定の緩さ)を分け、対策を別々に決めます。
これらを自社の商材・情報の種類に合わせて型にし、翌日から配れる1枚のガイドラインとして持ち帰ります。
生成AIの情報漏洩対策研修の3つの特徴
1. 自社の実物を題材に線引き
一般的な注意事項ではなく、貴社の実際の議事録・見積・顧客情報を題材にします。研修後すぐ現場に配れる基準になります。
2. 使わせない設計でなく、使い倒すための設計
リスクをゼロにするのではなく、許容できる範囲で最大限使える状態を目指します。シャドーAIを減らす一番の方法は、会社が公認した環境を使いやすくすることです。
3. 導入済みの生成AIで実施
ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotのいずれか、貴社が導入済みの環境に合わせて実施します。新しいツールの契約は不要です。
生成AIの情報漏洩対策研修で身につくこと
- 商談情報のどこまでをAIに入れてよいか判断できる
- 個人アカウントと会社アカウント・無料版と法人契約の違いを社内に説明できる
- 情報漏洩の2つの経路に分けて対策を決め、ガイドラインを更新し続けられる
受講後、AI利用のルールはこう変わる
受講前
- 禁止しているが現場では使われている
- ルールが抽象的で現場が判断できない
- 作ったきり更新されず形骸化している
受講後
- 条件つきで安心して使える状態になり、シャドーAIが減る
- 自社の実物に即した基準で現場が判断できる
- 見直す担当と頻度が決まり、更新され続ける
生成AIの情報漏洩対策研修のカリキュラム
各章に演習(ワーク)を置き、貴社の実際の議事録・見積・顧客情報を題材に、手を動かしながら進める標準構成です。掲載は標準例で、自社の情報の種類・体制に合わせてカスタマイズして実施します。
| 章 | 内容 |
|---|---|
| 1. 生成AIの情報漏洩リスクの全体像 | 情報漏洩・誤情報・権利の3方向で整理する。直近の公表事案から自社に当てはまる経路を選ぶ。 【ワーク】自社で起こり得るリスクを洗い出す |
| 2. 設定と契約形態を押さえる | 個人か会社のアカウントか・無料か法人契約かで、学習に使われる条件がどう変わるかを事実として整理する。 【ワーク】自社の契約と設定を確認して表にする |
| 3. 入れてよい情報を線引きする | 実物を題材に、入れてよい/悪いを具体で判定する。 【ワーク】自社の議事録・見積で判定してみる |
| 4. 出力側のリスクに備える | 誤情報と権利の問題を、確認手順で防ぐ。 【ワーク】社外に出す前の確認手順を決める |
| 5. 運用と更新の仕組みをつくる | 見直す担当・頻度・きっかけを決める。社員教育を数か月に1回続ける形にする。 【ワーク】ガイドラインの運用体制を決める |
| 6. まとめ | 【ワーク】現場に配る1枚のガイドラインを仕上げる |
持ち帰り資産(AI利用ガイドラインと判定基準)
研修で作ったガイドラインと判定基準は、そのまま現場に配れる資産として持ち帰れます。規程集を作って終わりにせず、現場が判断できる形にするのが当社の内製化の考え方です。
- 1枚の生成AI利用ガイドライン:現場にそのまま配れる、入れてよい情報と使い方の基準
- 判断に迷うときの判定基準:実際の議事録・見積・顧客情報を例にした、判定の物差し
対象と実施形式
| 対象 | 情報漏洩対策の責任者・情報システム・営業管理職 |
|---|---|
| 実施形式 | オンライン/対面/併用。全国から受講可能 |
| 最少人数 | 2〜3名から実施できます(1名からもご相談いただけます)。〜10名は公開プランの単価、11名以上は個別お見積もり |
| 使用する生成AI | ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotのいずれか、貴社の導入環境に合わせて実施 |
| 料金 | 1名2万円(ライト)/1名5万円(スタンダード)/1社 月15万円〜(継続)。別途、助成金対象プラン(10時間以上)もご用意しており、中小企業が人材開発支援助成金を利用した場合は実質1/4が目安です(支給の可否は労働局の審査によります)。料金・助成金ページをご覧ください |
| カスタマイズ | 掲載内容は標準例です。貴社の扱う情報の種類・契約形態・体制に合わせて再設計します |
料金と助成金
本講座の料金は、営業向けAI活用研修の料金プランに準じます。ライトプラン 1名2万円/スタンダードプラン 1名5万円/継続プラン 1社 月15万円〜(いずれも〜10名。11名以上は個別お見積もり)。
まずは管理職や推進担当の2〜3名だけで小さく始めるスモールスタートにも対応しています。
別途、助成金対象プラン(10時間以上)もご用意しています。中小企業が人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)を利用した場合は実質1/4が目安で、支給の可否は労働局の審査によります。
無料相談から実施までの流れ
01
お問い合わせ(無料相談)
現状のAI利用ルールと心配な点を
ヒアリングします。
02
カリキュラムの個社設計
貴社の情報の種類・体制に合わせて
内容を再構成します。
03
研修の実施
オンライン/対面で
実施します。
04
実施後フォロー
チームへの定着・展開を
ご相談いただけます。
生成AIの情報漏洩対策研修のよくあるご質問
Q 定着・社内展開の講座と何が違いますか?
定着・社内展開研修は、活用を組織へ広げて根づかせることを扱います。本講座は安全に使い続けるための線引きと運用ルールに絞ります。両方を組み合わせる進め方も可能です。
Q ニュースで見る情報漏洩は、生成AIが原因ですか?
大きな漏洩の多くは不正アクセスやランサムウェアが原因で、生成AIとは関係がありません。生成AIが関わる経路は、社員が会社の管理外にあるAIに業務のデータを入れることです。2026年9月にはこの経路で約2万人分の個人情報の事案が公表されました。本研修はこの経路を社内ルールと社員教育で防ぎます。
Q 規程やガイドラインの文書を作ってもらえますか?
研修内で貴社の実物を題材に、現場へ1枚で配れるガイドラインと判定基準を作ります。法務的な文書の作成代行は行いません。
Q すでに社内でAI利用を禁止していますが受けられますか?
はい。禁止したまま個人利用が進んでいる状態からの見直しが、本講座で最も多いご相談です。
Q どの生成AIを使いますか?
ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotのうち、貴社が導入済みの環境に合わせて実施します。新しいツールの契約は不要です。
Q 最少何名から受講できますか?
2〜3名の少人数から実施できます(1名からもご相談いただけます)。〜10名は公開プランの単価、11名以上は個別お見積もりです。管理職や推進担当の方だけで小さく始めるスモールスタートに対応しています。
Q 費用はいくらですか?
ライトプランが1名2万円、スタンダードプランが1名5万円、継続プランが1社 月15万円〜です。別途、助成金対象プラン(10時間以上)もご用意しており、中小企業が人材開発支援助成金を利用した場合は実質1/4が目安です(支給の可否は労働局の審査によります)。
Q 所要時間と実施形式を教えてください。
ライトプランはWebで1.5時間(1回)、スタンダードプランはWeb/対面の選択制で4時間(複数回)です。全国から受講できます。
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